こんにちは、かてぃあです。
4月上旬に出張で日本に来る予定の韓国人の友人が、日本で桜を見たいというので、お花見計画をしていました。ところが、彼女の出張はリスケになり、お花見計画も中止に。
とても楽しみにしていたのに、日本の桜が見れなくなってがっかりしている彼女に、せめて桜の写真をとって送ってあげようと、散歩がてらに近所の桜を見に行きました。
昨日のブログでは、「開港広場」と「横浜山下公園」の桜を紹介しましたが、今日は、「横浜山手西洋館」エリアと、「横浜公園」の桜の様子を紹介します。
「横浜山手西洋館」エリアの桜は何故かおしゃれに見える
今日は、「港の見える丘公園」側から山手西洋館エリアに入りましたが、ルートは色々あります。
山手西洋館エリアは、横浜開港当時の外国人居留地だった場所で、当時の面影を残すレトロな西洋館が点在しています。また、このエリアには、横浜インターナショナルスクール、横浜雙葉学園、フェリス女子大学などの学校と、豪邸が立ち並び”セレブな”雰囲気のエリアとなっています。
そんな山手西洋館エリアを散策するには、山手西洋館MAPを見ながら歩くとわかりやすいです。
MAPはこちらから↓↓↓
http://www.hama-midorinokyokai.or.jp/yamate-seiyoukan/map.php
山下公園を後にして、山下公園から、ペデストリアンデッキを「横浜人形の家」側に渡り、そのまま「横浜人形の家」脇を通り抜け「港の見える丘公園」方面という案内表示の方に歩きました。
フランス山~港の見える丘公園~山手111番館あたり
そういえば、最近、「港の見える丘公園」なんて全く行っていなかったので、こんな道あったっけ?という風に思いました。
だいたい「港の見える丘公園」なんてデートで行くところだから、一人でお散歩なんかに行ってはいけない、みたいなイメージがあったのですよね。だから、今日も正直あまり気が乗らず・・・。
一人でそんなところ歩いていたら、大学生や高校生カップルに、「あのおばさん、なにしてるの?」みたいに思われないだろうか?などと内心思いました。
それにしても、港の見える丘公園への道って、こんなにすごい坂道だったっけ?途中、階段もまじえながら、急勾配の道を登っていきます。息が上がってしまいました。情けない…。
ここ、デートで普通にいい感じで会話しながら歩くのって、結構大変じゃない?でも、大昔デートで来たとき、そんな息があがってぜいぜいした記憶もないし、二人とも無言で必死に坂を上ったなんて記憶もないから、やっぱり、これは、日頃の運動不足と加齢のせいなのでしょう。
「港の見える丘公園」に着くと、横浜港が目の前に広がります。みなとみらい21地区も、ベイブリッジも一望できます。晴れていると、本当に気持ちが良いです。
あ、それから、この場所、カップルだらけでオバサンが浮いてしまうなんてこと全然なかったですよ。観光客も沢山いたし、ジョギングとかウォーキングしている人もいました(笑)
なので、景色もいいし、ここに上ってくるだけでちょっとした運動になるので、これから、たまには、ここもお散歩コースに入れてみようと思いました。
ここには「イングリッシュローズガーデン」があります。薔薇は5月~6月ごろがシーズンなので、桜が終わったら、今度は薔薇を楽しめますね。。
横浜港を眺め、イングリッシュローズガーデンを通って、県立神奈川近代文学館の方へ。県立金川近代文学館の裏手、山手111番館の前方辺りに、ソメイヨシノの大木があります。
桜は8分咲くらいでしょうか?でも、迫力があって、とてもきれいでした。
山手111番館の反対側には、小さ目な桜の木がありました。
横浜外国人墓地
次は、横浜外国人墓地へ。私は、ここの場所が好きです。
ここは、外国人の方のお墓なので、日本のお墓の墓石とはデザインが違います。沢山の十字架も見られます。
語弊があるかもしれませんが、オシャレな感じがするお墓なのです。異国情緒が漂っており、ここからは横浜港も眺めることができるし、敷地に緑も多いし、なんだか落ち着きます。
通常は墓地の敷地には入れませんが、一般公開をしている日には、決まったエリアだけ入ることができます。入って見たい場合は、公開日に合わせて訪れたら良いと思います。
墓地内は通常、縁故者等の墓参以外には非公開ですが、2月から7月および9月から12月まで毎週土・日・祭日(雨天を除く) 12時00分~16時00分に外国人墓地募金公開を行っています。
外国人墓地の維持管理のための募金(200~300円程度)にご協力いただくと,そのお礼として入苑できます。
10分程度で一巡できる順路が設けてあり、お礼として配られるパンフレットに沿って進むと歴史に残る人たちの墓所を巡ることができます。
横浜外国人墓地,Yokohama Foreign General Cemetery
横浜外国人墓地の桜は、まだ、6分咲と言ったところでしょうか?つぼみも目立っていました。
何年か前、桜の季節に来たときは、ちょうど満開で一面にピンク色が広がっていて、空の青さと、海の青さと、桜の花のピンク色のコントラストがとても美しかった記憶があります。
元町公園
横浜外国人墓地から道なりに歩いて行くと元町公園に着きます。
元町公園の桜は、かなり開花していました。場所にもよりますが、8~9分咲くらいの感じです。
エリスマン邸とかベーリックホール近くの歩道脇にあるレトロな電話ボックス周辺の桜の花は見事でした。
また、エリスマン邸の横からプールの方に降りていく階段の所の桜も美しくて、ずっと眺めていたいくらいでした。
なんだか、山手西洋館エリアでは、建物の雰囲気もあってか桜の花もおしゃれに見えてしまいます。
元町公園からフェリス女子大の方まで行ったら、もう少し西洋館も桜もありましたが、今日は、元町公園で桜の木を追いながら、すっかり坂を下ってしまったので、もう一度、急な登り坂を上る元気もなく、そのまま、元町ショッピングストリートに出て、横浜中華街の端を通り、関内エリアに向かいました。
「横浜公園」の桜は満開だった
関内エリアに戻ってきたので、横浜公園の桜も見に行ってみました。
ここ、横浜公園は、横浜DeNAベイスターズの本拠地である「ハマスタ」こと横浜スタジアムがある場所です。そして、ハマスタは、2020年の東京オリンピック・パラリンピックでは、野球・ソフトボールのメイン会場となる予定です。
そんなハマスタは、2018年11月から、客席数増設など、大規模な改修・修繕工事が行われており、外から見ても徐々に形が変わってきました。
さて、桜はというと、横浜公園の桜はもう満開!見事に咲いていましたよ。中区役所の通り側の公園入口近くに淡いピンク色の花(ソメイヨシノじゃない)があり、公園のトイレ前あたりに濃いピンク色の花があって、どの木も満開で平日にもかかわらず沢山の人がお花見を楽しんでいました。
公園には、一面、チューリップの球根が植えられており、桜が散ってしまうと、今度は一面チューリップ畑になるので、春はここに来るのが楽しみです。
↑桜の木の下のうす紫色は、桜の花が散ったのではなくて、チューリップです。全部チューリップの球根が植えられているのに、なぜか、桜の下だけ咲いています。不思議ですね。
おわりに
今日は、「横浜山手西洋館」エリアの桜と、「横浜公園」の桜を紹介しました。
横浜公園はもう満開でしたが、横浜山手西洋館エリアの桜はまだつぼみも残っていたので、3月最後の週末ぐらいには満開になるかもしれません。
横浜山手西洋館エリアは、レトロでオシャレな西洋館と優しいピンク色の桜の花の組み合わせが絵になっていましたよ。なんだか他の場所で見る桜よりもオシャレに感じてしまいました。
また、夜は、このエリアはデートスポットなだけに(笑)、建物がライトアップされて夜景がきれいです。だから、今の時期は、西洋館の夜景と夜桜を楽しむことができるかもしれませんね。
本当はもっと満開の桜の写真をとって、韓国人の友人に送ってあげたかったですが、まあ、これでも雰囲気は感じてもらえるでしょう。喜んでくれるかな?
でも、やはり本物の美しい桜を見て欲しいから、いつか、桜の季節の来日が実現するといいなと思います。
そういえば、なんだかふくらはぎが痛い・・・。まさかの筋肉痛です。あの坂道、あなどれません。とりあえずは、桜も楽しんだし、いい運動になって良かったです。
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